親と子のスローフード教室 2005

 

































































事務局長の油谷氏











右:コルビ先生




























































































































































日本料理











 

 

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■ そば粉、ハムの塊、モッツアレラ・・・、 
   さまざまな食材を使って、  
■  親子で料理を楽しんだ  


========= 主 催 =========
神戸スローフード協会
まんでい会
神戸国際調理製菓専門学校

 

関西のシェフが先生となり、親子で食材や料理を楽しむ『親と子のスローフード料理教室』が、9月25日(日)に、神戸国際調理製菓専門学校の山手校舎※1で行われました。今年で3度目の開催です。

当日は、抽選の結果当選した親子36組、計72人が参加。『フランス料理』、『日本料理』、『イタリア料理』の3教室が開かれました。今回の料理教室についてご報告します。



『食育』で、食の大切さに気づいてもらいたい

そもそも、スローフードとは、イタリアで生まれた考え方。伝統的な郷土料理や食材を守り、子供や大人へ味の教育をしようという運動が、スローフード協会のもと発展しました。

神戸スローフード協会も、独自の勉強会を通じて、健康の悪化や食生活の乱れが子供にまで及んでいるという現状を改めて認識。子供とその親に食の教育、つまり食育が必要だと痛感したのです。

食育を楽しく経験してもらおうとの思いから、親子スローフード教室の回を重ねています。

ドミニク・コルビさん※2が率いる『まんでい会』※3のシェフの方々も、子供たちに食の大切さ、料理の楽しさを知ってもらいたいという思いから毎年参加しています。


そばの香りと味を、各国料理で味わってみよう


はじめに、代表代行として、スローフード協会会員の木庭氏や事務局長の油谷氏が開会のあいさつ。「今日は、親子で楽しんでください」、「けがのないよう気をつけて」と参加者にエールを送ります。

各教室の共通テーマはそば粉。手打ちそばの店主、勘田 拓志さん(なにわ翁)が、厳選したそば粉を用意しました。

色のよさ、香りのよさ、味の濃さを追求し、北海道の3地域からブレンドしたものです。


大きなハムの塊にびっくり!伝統料理にも挑戦

3つの教室に分かれて、いよいよ料理スタート。

『フランス料理』教室の先生は、ドミニク・コルビさん。子供たちに「みなさんはよく料理をしますか?」と話しかけたり、味見をさせたりしながらデモンストレーションを行います。

ドイツのマイスターのもとで修行したという楠田 裕彦さん(メツゲライ・クスダ)が作ったハムの塊も登場。「こんなのはじめて見た!」と子供たちも驚いたようです。

今回のメニュー『そば粉のクレープ』は、フランス・ブルゴーニュの伝統料理。生地作りのときに、「体を回しながら生地をのばしてください」とコルビさん。子供たちは、全身を使って、ニコニコしながらコルビさんの動きをまねていました。


そば打ちの職人技に、「すごい!」と目を見張った


『日本料理』教室の目玉は、そば打ちです。

勘田さんが粉と水を混ぜる、『水回し』から実演。こねてのばしたあと、すばやく庖丁で切りそろえていきます。「見ているだけで怖い」、「速いなー!」とみなさんにぎやか。でき上がると、拍手が起こりました。

実習では、今村 規宏さん(伊万邑)が先生役。『そば黒みつ』について、「今回は、そば粉を白玉 に練りこんで工夫してみました」と今村さん。

白玉を沸いている湯に入れるとき、おっかなびっくりの子供たちでしたが、お母さんや先生が手を添えると安心して料理を進めることができました。


お父さんと一緒に、大人サイズの器具でクッキング


『イタリア料理』教室は、山下 順さん(ドゥエ・トッリ)が担当しました。

イタリアの素朴な料理に、日本の伝統の粉を組み合わせています。モッツアレラやルッコラなど、さまざまなイタリアの食材も用意しました。

小さな子供たちは、台の上に立ち、大きなボールやヘラを使って、材料を混ぜていきます。少し使いにくかったようですが、「お父さんこれ持っておいて」と、親子で協力。「ほら見て!」とお母さんに呼びかける声も、よく聞かれました。

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お腹いっぱい食べた!『修了証』と記念撮影に満足

料理ができ上がると、試食です。

珍しい食材にも、「おいしい」とどんどん食べました。先生方も、テーブルを回って、子供たちに感想を聞きます。

「また食べたい!」と、家でも作ることを決めている子もいました。 食べ終わると、先生方から『修了証』が一人ひとりに授与されました。

日本語とフランス語で書かれた『修了証』。料理教室で料理を楽しんだ記念になるでしょう。最後の記念撮影でも、子供たちの顔に、満足感が漂っていました。

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フランス料理の教室


日本料理の教室



イタリア料理の教室


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※1 神戸国際調理製菓専門学校・山手校舎 JR・阪神『元町』駅より山側へ徒歩3分

※2 ドミニク・コルビ氏(ホテルニューオータニ大阪 『サクラ』料理長) 1965年生まれ。フランス料理アカデミー会員、メートル・キュイジニエ・ド・フランス会員、フランス調理師協会会員。2002年から現職。

※3 まんでい会とは 会長であるドミニク・コルビ氏を中心に、和・洋・中ジャンルを問わずシェフが集い、関西の料理界がもっと元気に活気づけることを目的とし、情報を交換しあう会。


いいものを見極める力を身につけ
元気になろう

ドミニク・コルビさん
(ホテル・ニューオータニ大阪 サクラ)

フランスでは、シェフが学校に料理を教えに行ったり、食の教育が盛んです。スローフード教室も今年で3回目を迎え、シェフも余裕が出てきました。みんな子供たちに教えることを楽しんでいます。

最近は、残念ながら食べものがあまり大切ではなくなってきています。子供たちに、食べることの大切さを伝え、いいものかどうか分かる力を身につけてもらいたい。いいものを食べれば、元気になるからです。

今回は、どの料理でもよく使う粉や米の代わりに、そばを使ってみました。来年はまた、違う食材をテーマにして味わってもらいます。

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【参加者アンケート】


スローフード教室の参加者に、普段の食生活や料理教室についてアンケートに答えてもらいました。

 

アンケート結果 から、一言コメント
長友理加さん(神戸スローフード協会・管理栄養士グループ)

(子供アンケートから)
☆朝ごはんを毎日食べている・・ 「はい」=36人,「いいえ」=0

朝ごはんを毎日、全員の子供さんが食べられていることに、ホッとしました。

最近は、夜更かしして、寝不足で朝ごはんが食べられないといった子供さんが多いのですが、教室に来られた方は、全員食べられているので、とても優秀な方ばかりですね。

☆包丁を使ったことがある・・ 「はい」=34人,「いいえ」=2人
☆料理が好き・・ 「はい」=34人,「いいえ」=2人

包丁を使ったことがある子供さんが、お料理作りが好きと答えてくれています。普段からご家庭でお手伝いをさせていらっしゃるのでしょう。料理の楽しさ・大切さを幼いうちから知ることは、とても大切な事です。しっかり、ご家庭で食育をされているのがわかります。

(保護者アンケートから)
☆毎朝、ご家族全員、朝食を食べますか?
  ・・ 「はい」=30人,「いいえ」=3人

朝ごはんは、一日のエネルギーの源です。ご家族全員が、しっかり朝食を食べて頂きたいです。


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講師役を務めてくださった『まんでい会』の皆さん
(順不同)

【フランス料理】
  メイン講師
  ドミニク・コルビ(ホテル・ニューオータニ大阪 サクラ)
  
講 師
   中 博(ラ・フュージョン)     川田 一郎(ラ・クロッシュ)
   萬谷 浩一(ラ・トォルトゥーガ)  山下 悟(サトゥール)
   南條 秀明(ルールブルー)     新屋 信幸(キュイエール)
   渋谷 圭紀(ラ・ベカス)      楠田 裕彦(メツゲライ・クスダ)
   井上 康司(神戸精養軒・神戸スローフード協会会員)

【日本料理】
  メイン講師
   今村 規宏(伊万邑)
   講 師
   中尾 素弘(ぶいはち)  川添 雅嗣(川添)
   榎 志妹(川添)     茨木 千永(創庵)
   田中 勝美(このは)   蓮田 マチ子(創華飯店)
   志賀 泰之(かしわや)  宮本 幹子(うずら屋)
   勘田 拓志(なにわ翁)  上田 泰志(男厨)
   森田 龍彦(ラ・ロッシェル大阪) 西村 時生(大黒屋)
   藤田 誠平(大黒屋)        

【イタリア料理】
  メイン講師
   山下 順(ドゥエ・トッリ)
   講 師
   上村 和世(マーブル・トレ)  高島 朋樹 (イル・チプレッソ)
   古田 剛(アバッキオ)     鈴木 浩治(アンビエンテ)
   安田 宰英(遊山)       江原 恵子(ラピタ)
   山口 貴子(稀凡)       溝口 淑之(マーブル・トレ)

【お手伝い】神戸国際調理製菓専門学校 教員・学生

ご協賛頂いた企業の皆さん(順不同・敬称省略)

キッコーマン(株) 近畿支社
株式会社 内田洋行
ネスレ日本 株式会社
前田食品株式会社
ハウス食品株式会社
(株) ミツカン
帝神畜産株式会社
(株) 森屋
ヒガシマル醤油株式会社
タカナシ販売(株)
(株) 日興商会 神戸西支店
株式会社 和泉利器製作所(神戸スローフード協会・会員)
兼松水産株式会社 (神戸スローフード協会・会員)
西馬 正 (神戸スローフード協会・会員)
こんぶ土居 (株)
鳥春商店 (有)
延原青果(株)
トーホー (株)
大阪めいらく神戸営業所
株式会社 益田屋
モンテ物産 株式会社
学校法人 育成学園


実習メニュー

【フランス料理】
◆そば粉のクレープ 卵とハム入り
◆ワッフル

【日本料理】
◆揚げ蕎麦 菊花あんかけ
◆そば黒みつ

【イタリア料理】
◆蕎麦粉とじゃがいものピアディーネ
◆蕎麦の実のトルタ

 

 

 































会場(調理)の山手校舎






































大きなハムの塊






























































































































































フランス料理












イタリア料理











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